現在の世界情勢と絡む事柄があったので記しておく.
渡航前の動き
当時,トルコ東部への渡航は延期勧告に近い注意が出されていた.また,イスタンブールもテロ等への注意が出されていた.
パムッカレの石灰棚.「綿の城」と呼ばれている.トルコ随一の温泉保養地でもある.
カッパドキアの奇岩.性質の異なる複数の岩が重なりあい,浸食により奇妙な形となった.
カッパドキアの住居跡.数十年前までは岩山の空洞に人々が住んでいたが,落石事故のために現在は誰も住んでいない.
上空からカッパドキアを眺めるとこのようになっている.実際には写真に写っていない範囲にも広がっている.
中部アナトリアのコンヤ(Konya)にイスラム神秘主義の一派,メヴラーナの霊廟.修行僧の生活を表した人形が展示されている.
皆既日食観測の準備をする人たち.この周囲には警備のために警察官が数多く配備されていた.暑いので体調を崩す人続出.
皆既日食.コンディションは絶好.一眼レフカメラが渡航前に故障したので,コンパクトカメラで撮影したのが悔やまれる.
丘の上から市街地を見渡す.おそらく海峡の向こうがヨーロッパ,手前がアジア.
イスタンブールにあるスルタンアフメット・ジャミィ(ブルーモスク).
出国の二日後,トルコ北西部(イスタンブールの東方100km)で M7.4 の大地震が発生.死者16000人,被災者20万人を出す大惨事となった.
2003年11月,イスタンブールでテロが続発し,多数の市民が犠牲となった.
これらの人々を追悼する.